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金のまにまに

日本生まれ日本育ちの私たちが成人するのに必要な金額

子どもが欲しいなんていう明確な願望はありませんが、アラフォーを迎えて最近、たまに子どもを産むことを考えます。

その前にお相手が必要なんですけどねw

そこで子ども教育にかかるお金について考えてみることにしました。

私は幼稚園からずっと私立で、さらに海外留学をしたのでものすごくお金がかかる子どもだったと自分でも認識しています。
なので、自分の子どもにもきっとお金がかかるだろうと、なんとなく予想をしているわけなのですが、具体的な数字を調べてみました。

日本における教育費用は、子供がどの学校に通うかによって大きく異なります。
特に、公立と私立の違いは、学費に大きな影響を与えます。
以下では、公立の小学校から中学校、そして国公立大学へ進学した場合と、すべて私立の学校に通った場合の学費を比較し、その違いについて考察します。

公立の小学校から中学校、国公立大学の場合

小学校・中学校(義務教育期間)
日本では、小学校と中学校の義務教育期間において、公立学校の授業料は基本的に無料です。
ただし、給食費、教材費、制服代、行事費などの付随費用が発生します。
これらの費用は、年間で小学校で約10万円、中学校で約15万円と見積もられます。
したがって、義務教育期間中の6年間で約60万円、中学校の3年間で約45万円、合計で約105万円の費用がかかります。

高校(公立高校)
公立高校では、授業料は年間約12万円程度です。
さらに、教材費、制服代、行事費などが加わり、年間約20万円と見積もられます。
3年間で合計約60万円が必要となります。

大学(国公立大学)
国公立大学の学費は、年間約53万円(授業料のみ)です。
4年間で合計約212万円となります。
加えて、入学金(約28万円)も必要です。これらを合計すると、国公立大学にかかる費用は約240万円です。

総計
以上を総合すると、公立の小学校から中学校、国公立大学に進学する場合の学費総額は、義務教育期間の105万円、公立高校の60万円、国公立大学の240万円を合わせて、約405万円となります。

全て私立の場合

小学校・中学校(私立)
私立の小学校と中学校は、公立に比べて大幅に高額です。
私立小学校の年間学費は、授業料、施設維持費、教材費などを含めて約100万円から200万円程度です。
中学校でも同様で、年間約120万円から250万円程度かかります。
ここでは中間値をとって、小学校6年間で年間約150万円、中学校3年間で年間約200万円と仮定すると、私立小学校の6年間で約900万円、私立中学校の3年間で約600万円、合計で約1500万円が必要です。

高校(私立高校)
私立高校では、年間学費が約100万円から150万円程度かかります。
年間約120万円と仮定し、3年間で約360万円となります。

大学(私立大学)
私立大学の学費は学部によって大きく異なりますが、平均的には年間約100万円から150万円程度です。
ここでは、年間約120万円とし、4年間で約480万円と計算します。
さらに、入学金が約30万円程度かかるため、私立大学の総費用は約510万円となります。

総計
全て私立の学校に通った場合、小学校から中学校までで約1500万円、高校で約360万円、大学で約510万円、合計で約2370万円となります。

公立と私立の比較

公立と私立の学校に通う場合の学費を比較すると、その差は約1965万円にもなるということ。

さらに受験のための塾や家庭教師、スポーツやピアノなどの習い事やお付き合い、更に留学なんてことになれば……。

子どもを産んで育てることを考えたら、貧乏では難しい。
でもそんなことを考えているからどんどん晩婚化が進んで、子供を作らない選択をする人たちが増えてきてしまう。

私ももうすぐ40歳。
そろそろ真剣に考える時です。

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