金のまにまに

【NISA No.12】積立NISAおすすめ銘柄ランキング|オルカン・S&P500を徹底比較

NISA・投資 No.12

積立NISAのおすすめ銘柄・投資信託ランキング

新NISAのつみたて投資枠で選ぶべきファンドはどれ? オルカン・S&P500など人気銘柄を初心者向けにわかりやすく解説します。

「積立NISAを始めたいけど、どの銘柄・投資信託を選べばいいかわからない」——そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。証券会社のラインナップには数百本ものファンドが並んでおり、初心者にとってはどれを選べばよいか判断が難しいのが現実です。 新NISAではつみたて投資枠(年間120万円)成長投資枠(年間240万円)の2つが使えるようになりました。つみたて投資枠で買えるファンドは金融庁が定めた基準をクリアしたものだけに限られており、その点では「粗悪な商品を掴まされる」リスクが下がっているのは安心ポイントです。とはいえ、その中でもコスト・運用実績・分散効果に差があるため、正しい選び方を知ることが大切です。 この記事では、投資初心者の方に向けて「積立NISAで選ばれやすいおすすめ銘柄・投資信託」をランキング形式でご紹介します。それぞれの特徴や向いている人を整理しているので、ぜひ参考にしてみてください。なお、投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。将来の値上がりを約束するものではないことをあらかじめご理解ください。

📋 この記事でわかること

  • 新NISAのつみたて投資枠で選べる投資信託の種類と選び方の基準
  • オルカン・S&P500など人気インデックスファンドの特徴と違い
  • 初心者・中級者・リスク許容度別のおすすめ銘柄ランキング
  • 銘柄選びで失敗しないための注意点とチェックリスト

そもそも「投資信託」とは?基本をおさらい

投資信託とは、多くの投資家からお金を集め、専門家(ファンドマネージャー)がまとめて運用する金融商品です。1本買うだけで株式や債券に広く分散投資できるため、少額から始められる初心者に最適な仕組みといわれています。 つみたて投資枠で買えるのは、主にインデックスファンドと呼ばれるタイプです。インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの「指数(インデックス)」に連動するよう設計されたファンドで、プロが銘柄を選ぶアクティブファンドに比べてコスト(信託報酬)が低いのが特徴です。コストは長期投資では大きな差になるため、インデックスファンド中心に選ぶのがセオリーとされています。
💡 信託報酬とは、ファンドを保有し続ける間にかかる年間コストのこと。たとえば年率0.1%と0.5%では、30年運用すると最終的な資産額に大きな差が生まれます。できるだけ低コストのファンドを選ぶことが長期積立の鉄則です。

銘柄選びの3つの基準

基準①
信託報酬が低いか
年率0.2%以下を目安に。インデックスファンドなら0.05〜0.15%台の超低コスト商品も増えています。長期保有ほどコストの影響が大きくなります。
基準②
純資産総額が大きいか
純資産総額とはそのファンドに集まっているお金の総額。100億円以上が目安で、規模が大きいほど運用が安定しやすく、繰上償還(途中終了)リスクが低くなります。
基準③
分散が効いているか
1つの国・セクターに集中するより、世界中の株式に分散するファンドのほうがリスクを抑えやすい。地域・資産クラスの分散度合いを確認しましょう。
基準④
運用歴・実績があるか
設定から年数が経ったファンドはリターンの実績が確認しやすい。過去の成績が将来を保証するわけではありませんが、ベンチマークへの追従精度(トラッキングエラー)も参考になります。

おすすめ銘柄ランキング TOP5

以下では、つみたて投資枠で購入できる代表的な投資信託をランキング形式でご紹介します。信託報酬・分散性・人気度などを総合的に考慮しています。あくまでも参考情報であり、最終的な判断はご自身の投資目的・リスク許容度に合わせて行ってください。
1位
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)通称「オルカン」

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動するファンドで、日本を含む先進国・新興国あわせて約50か国・3,000銘柄以上に分散投資できます。信託報酬は年率約0.05775%(業界最低水準クラス)と非常に低コスト。「世界経済の成長をまるごと取り込みたい」という初心者に最も広く支持されているファンドです。純資産総額も非常に大きく、安定感があります。特定の国・地域に偏りたくない方や、1本でシンプルに完結させたい方に特におすすめです。

2位
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国の代表的な株価指数「S&P500」に連動するファンド。アップル・マイクロソフト・アマゾンなどアメリカの大企業500社に分散投資できます。信託報酬は年率約0.09372%。過去の長期リターン実績が高く、「米国経済・ドル建て資産への集中投資でよい」と考える方に人気です。ただし米国1国への集中になるため、オルカンと比べると地域分散は限定的です。

3位
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド

楽天投信投資顧問が提供する全世界株式インデックスファンドで、オルカンと同じMSCI ACWIに連動します。信託報酬は年率約0.0561%とオルカンを下回る水準で注目を集めています。楽天証券ユーザーにとって使いやすく、楽天ポイントとの親和性も魅力。純資産総額はeMAXIS Slimシリーズより少ないものの、着実に増加中です。

4位
ニッセイ 外国株式インデックスファンド

MSCIコクサイ・インデックス(日本除く先進国株式)に連動する老舗の低コストファンド。信託報酬は年率約0.09889%。設定から長い運用実績を持ち、ベンチマークへの追従精度が高いことで知られています。日本株は別途保有したい、または日本株の比率を自分でコントロールしたいという方に向いています。

5位
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リートの8資産に均等分散するファンド。信託報酬は年率約0.143%。株式100%より値動きを抑えたい方や、債券・不動産も含めてバランスよく持ちたい方におすすめです。リターンは株式ファンドより低くなる可能性がある一方、価格変動も比較的穏やかです。

順位 ファンド名(略称) 連動指数 信託報酬(年率) 特徴
1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) MSCI ACWI 約0.05775% 全世界分散・超低コスト
2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) S&P500 約0.09372% 米国大型株500社・高実績
3位 楽天・オールカントリー株式 MSCI ACWI 約0.0561% 最低水準コスト・楽天向け
4位 ニッセイ 外国株式インデックス MSCIコクサイ 約0.09889% 先進国株・長い運用実績
5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 8資産複合 約0.143% 株式+債券+リート・安定重視
⚠️ 上表の信託報酬は目安であり、各ファンドの交付目論見書・運用会社の公式情報で最新数値をご確認ください。信託報酬は引き下げられることもあります。

オルカンとS&P500、どちらを選ぶべき?

「オルカンかS&P500か」は積立NISA選びで最もよく聞かれる質問のひとつです。結論から言うと、どちらも優れたファンドであり、絶対的な正解はありません。それぞれの特性を理解した上で、自分の考え方に合うほうを選ぶことが大切です。

オルカン(全世界株式)が向いている人

「特定の国・地域に集中したくない」「米国以外の成長も取り込みたい」「1本でシンプルに完結させたい」という方におすすめです。米国株が約6割を占めているため実質的に米国中心ではありますが、中国・インド・欧州などにも分散されています。

S&P500が向いている人

「米国経済・IT産業の成長を重点的に取り込みたい」「長期的に米国株が世界をリードすると考えている」という方に向いています。過去の長期実績では高いリターンを示してきましたが、米国1国への集中リスクがある点は意識しておきましょう。
💡 迷ったらオルカン1本がシンプルでおすすめです。それで物足りない・米国比率を高めたいと感じたらS&P500を組み合わせる、という考え方も一般的です。

銘柄選びで失敗しないためのチェックリスト

  • 信託報酬は年率0.2%以下か? 長期投資ではコストの差が複利で膨らみます。特に理由がなければ低コストファンドを優先しましょう。
  • テーマ型・アクティブファンドを衝動買いしていないか? 「AI関連」「半導体」などテーマ型ファンドは一見魅力的ですが、値動きが激しくコストも高め。積立の軸は低コストインデックスファンドにするのが基本です。
  • 毎月分配型ファンドに惑わされていないか? 毎月分配型は元本を削って分配金を払うケースもあります。つみたて投資枠では対象外ですが、成長投資枠との組み合わせを考える際は要注意です。
  • 短期の値動きで判断を変えていないか? インデックス投資は長期保有が前提です。相場の下落時に慌てて解約すると、長期複利の恩恵を受けられません。
  • 自分のリスク許容度に合っているか? 収入・年齢・生活費の余裕・投資目的に合わせて商品を選ぶことが大切です。株式100%が不安なら債券混合型(バランスファンド)も選択肢のひとつです。

まとめ|積立NISAのおすすめ銘柄・投資信託ランキング

積立NISAのつみたて投資枠では、低コストのインデックスファンドを長期・積立・分散で保有することが基本戦略です。自分のリスク許容度・投資目的に合った1〜2本を選び、相場の波に惑わされず継続することが成果への近道といえるでしょう。
🌍
とにかくシンプルに始めたい人
オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)1本で世界中に分散。迷ったらまずこれを選ぶのが王道です。
🇺🇸
米国の成長を重点的に取り込みたい人
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が定番。米国大型株500社の成長に連動します。
⚖️
値動きを抑えて安定させたい人
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)で株式・債券・リートに幅広く分散。リスクを和らげたい方向け。
🏦
楽天証券ユーザーでコストを抑えたい人
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドが超低コストで注目。楽天ポイントとの相性も◎。
📌 まず今日やるべきこと: ① 証券口座(SBI証券・楽天証券など)を開設してNISA口座を申し込む ② つみたて投資枠で毎月いくら積み立てるか金額を決める(月100円〜OK) ③ オルカンまたはS&P500を1本選んで積立設定をする ④ 設定後は長期保有を意識し、相場の上下に惑わされず継続する

💰 まずは口座開設から始めよう

新NISAはネット証券なら最短当日〜数日で口座開設が可能です。 手数料・取扱ファンド数・使いやすさを比較して、自分に合った証券会社を選びましょう。 詳細・口座開設はこちら →
出典・参考: [1] 金融庁公式サイト|NISAについて [2] 日本証券業協会|投資信託の基礎知識 [3] 各運用会社(三菱UFJアセットマネジメント・楽天投信投資顧問・ニッセイアセットマネジメント)交付目論見書 ※投資にはリスクがあります。元本割れの可能性があります。信託報酬等の数値は変更される場合があります。最新情報は各金融機関・運用会社の公式サイトを必ずご確認ください。本記事は投資の勧誘・推奨を目的とするものではありません。
NEXT 次回:インデックス投資とは?初心者向け完全解説

関連記事

  1. 【NISA No.18】ドルコスト平均法とは?初心者向けにわかり…

  2. 【NISA No.14】オルカン(全世界株式)とは?特徴・仕組み…

  3. 【NISA No.13】インデックス投資とは?オルカン・S�…

  4. 【NISA No.11】積立NISAの始め方|月100円から投資…

  5. 【NISA No.15】S&P500とは?特徴・リター…

  6. 【NISA No.1】新NISAとは?2024年からの変更点と全…

ページ上部へ戻る