【NISA No.20】クレカ積立で還元率を上げる方法|証券会社×カード徹底比較

NISA・投資 No.20
新NISAのつみたて投資枠を使って、オルカン(全世界株式インデックスファンド)やS&P500連動ファンドを毎月コツコツ積み立てている方は多いと思います。でも、「せっかく積み立てるなら、ポイントも同時に貯められたらいいのに」と思ったことはありませんか?
実は、クレジットカードで投資信託を積み立てる「クレカ積立」を活用すると、毎月の積立金額に対してクレジットカードのポイントが付与されます。現金で積み立てるのと投資成果はまったく変わらないのに、ポイントだけ余分にもらえるとてもお得な仕組みです。
この記事では、クレカ積立の基本的な仕組みから、還元率を上げるための証券会社とカードの組み合わせ選び、注意点まで、投資初心者の方にもわかりやすく解説します。
積立NISAのクレカ積立で還元率を上げる方法
どうせ積み立てるなら、ポイントも一緒に貯めよう。 証券会社×クレジットカードの組み合わせで、お得度が大きく変わります。
この記事でわかること
- クレカ積立の仕組みと新NISAつみたて投資枠での活用方法
- 主要証券会社×クレジットカードの還元率を徹底比較
- 還元率を最大化するための証券会社・カードの選び方
- クレカ積立を始める際の注意点とよくある落とし穴
そもそもクレカ積立とは?仕組みをわかりやすく解説
クレカ積立とは、証券会社に登録したクレジットカードで投資信託の積立購入代金を支払う仕組みのことです。通常の買い物と同じようにカード払いができ、積立金額に応じてポイントが付与されます。 新NISAのつみたて投資枠では、金融庁が定めた基準を満たしたインデックスファンドやバランスファンドを毎月定額で積み立てられます。オルカンやS&P500連動ファンドはその代表例です。クレカ積立はこのつみたて投資枠はもちろん、成長投資枠の積立設定にも対応している証券会社があります。
💡 クレカ積立のポイント付与イメージ
毎月5万円をクレカ積立 × 還元率1.0% = 毎月500ポイント獲得
年間では 500ポイント × 12ヶ月 = 年間6,000ポイント が積み立てに乗せてもらえます。
投資成果とは別に、コツコツとポイントが積み上がっていくイメージです。
主要証券会社のクレカ積立 還元率比較
クレカ積立は証券会社ごとに対応しているクレジットカードが決まっており、還元率もそれぞれ異なります。下の表で主要な組み合わせを比較してみましょう。| 証券会社 | 対応クレジットカード | 基本還元率 | 最大還元率 | 月の積立上限 |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 三井住友カード各種 | 0.5% | 5.0%(プラチナプリファード) | 10万円 |
| 楽天証券 | 楽天カード各種 | 0.5% | 1.0%(楽天プレミアムカード等) | 10万円 |
| マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% | 1.1% | 10万円 |
| auカブコム証券 | au PAYカード | 1.0% | 1.0% | 10万円 |
| tsumiki証券 | エポスカード | 0.1%〜 | 0.5%(継続ボーナス込) | 5万円 |
還元率の「見え方」に注意しよう
表を見ると「プラチナプリファードは5%で圧倒的!」と思うかもしれませんが、年会費との兼ね合いが重要です。三井住友カード プラチナプリファードの年会費は3万3,000円(税込)。月10万円を積み立てても年間ポイントは6万ポイント相当ですが、年会費を差し引いた実質的な恩恵額を計算してカードを選ぶ必要があります。年会費無料または低コストのカードで1%前後を狙うのが、多くの初心者にとって無理のない選択肢です。還元率を上げる3つの戦略
1
積立上限いっぱいまで使う
クレカ積立で獲得できるポイントは積立金額に比例します。新NISAのつみたて投資枠の年間上限は120万円(月10万円)。クレカ積立の月上限も多くの証券会社で10万円に引き上げられたため、毎月10万円フルに設定することで獲得ポイントを最大化できます。もちろん無理な積立は禁物ですが、余裕資金の範囲内でできるだけ活用しましょう。
2
年会費と還元率のバランスで「実質還元率」を計算する
還元率が高くても年会費が高ければ意味がありません。実質還元率 =(年間獲得ポイント − 年会費)÷ 年間積立額 × 100で比較しましょう。たとえば年会費無料のマネックスカードで月5万円を積み立てると、年間獲得ポイントは6,600ポイント相当。年会費0円なのでまるごと得になります。
3
ポイント投資と組み合わせてさらに効率化
クレカ積立で貯まったポイントを、さらに投資信託の購入に充てる「ポイント投資」が使える証券会社もあります。楽天証券では楽天ポイント、SBI証券ではVポイントやPontaポイントなどを投資に回せます。ポイントで投資すれば現金を使わず資産を増やせるため、複利効果を高める一助になります。
証券会社とカードの組み合わせ選び方ガイド
SBI証券 × 三井住友カード
幅広いカードラインナップ
年会費無料の「NL」から高還元の「プラチナプリファード」まで選択肢が豊富。ライフスタイルに合わせて選べる。SBI証券は取扱ファンド数が国内最多クラスで、オルカンやeMAXIS Slim S&P500など人気インデックスファンドも充実。
楽天証券 × 楽天カード
楽天経済圏ユーザーに最適
楽天市場や楽天モバイルなど楽天サービスをよく使う人はポイントが相乗効果で貯まりやすい。楽天キャッシュとの併用で月15万円まで積立可能なのも強み。操作画面がシンプルで初心者にも使いやすい。
マネックス証券 × マネックスカード
年会費無料で高還元1.1%
年会費実質無料(年1回以上利用で翌年無料)で1.1%の還元率はコスパ最高クラス。クレカ積立に特化してとにかくシンプルに高還元を得たい人に向いている。
auカブコム証券 × au PAYカード
auユーザーならお得度アップ
au PAYカードは年会費無料で還元率1.0%。auユーザーはPontaポイントとの連携でさらにお得になる場面も。auじぶん銀行との連携で金利優遇なども受けられる。
クレカ積立を始める前に確認したい注意点
- 引き落とし日・積立設定日を確認しよう クレカ積立は翌月のカード引き落としになるケースが多く、購入日とカード引き落とし日がズレます。資金計画を立てる際にキャッシュフローを確認しておきましょう。
- 還元率は変更される場合がある 各社の還元率や付与ルールは変更されることがあります。「高還元だから」と選んだカードの条件が後から変わることも。定期的に公式サイトで最新情報を確認する習慣をつけましょう。
- ポイントはあくまでおまけ。投資判断を変えないこと 「ポイントが多くもらえるから」という理由だけで積立額を増やしたり、自分のリスク許容度に合わないファンドを選んだりしないようにしましょう。投資の基本は長期・分散・低コストです。オルカンやS&P500連動インデックスファンドをベースに考えるのが初心者には堅実です。
- 複数口座の開設は慎重に 新NISAの口座は1人1口座のみです。「還元率が高いから」と証券会社を頻繁に変えると、非課税枠の管理が複雑になります。長く付き合える1社を慎重に選びましょう。
- 投資信託には元本割れのリスクがある クレカ積立でポイントを得ながら積み立てる投資信託は、価格が変動する金融商品です。積立額が将来的に必ず増えるわけではなく、元本を下回る可能性があることを理解した上で始めましょう。
まとめ|積立NISAのクレカ積立で還元率を上げる方法
クレカ積立は、毎月の積立投資にポイントというプラスアルファを加えられる、非常にコスパの高い方法です。特に年会費無料で1%前後の還元率が得られる組み合わせは、初心者でも気軽に始められます。コスパ重視の初心者
マネックス証券×マネックスカードが年会費実質無料で還元率1.1%。とにかくシンプルにお得を追求したい人に。
楽天ヘビーユーザー
楽天証券×楽天カードで投資も楽天経済圏に組み込む。楽天市場でのポイント倍率アップ条件も含めてお得度を最大化。
auユーザー
auカブコム証券×au PAYカードで還元率1.0%。Pontaポイントを投資にも活用したいauユーザーに最適。
月10万円フル積立できる人
SBI証券×三井住友カード プラチナプリファードで還元率5%。年会費を超える積立額があれば高還元の恩恵大。
✨ 今すぐできるアクションステップ
① 現在の証券口座とクレジットカードの組み合わせが対応しているか確認する
② 還元率・年会費から「実質還元率」を計算して最適な組み合わせを選ぶ
③ 証券会社の管理画面でクレカ積立を設定し、毎月の積立額を決める
④ オルカンやS&P500連動インデックスファンドなど低コストファンドを選んで設定完了
まずはクレカ積立に対応した口座を開設しよう
SBI証券・楽天証券・マネックス証券はいずれも口座開設無料。自分の生活スタイルに合った証券会社を選んで、ポイントを貯めながら資産形成をスタートしましょう。 詳細・口座開設はこちら →出典・参考:
[1] 金融庁公式サイト
[2] SBI証券公式サイト
[3] 楽天証券公式サイト
[4] マネックス証券公式サイト
※投資にはリスクがあります。元本割れの可能性があります。還元率・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は各金融機関の公式サイトをご確認ください。
